DRR(Disaster Risk Reduction)
災害リスク削減。災害が起こる前に、被害を防ぐ/最小限にする対策を行うこと。「兵庫行動枠組2005-2015」(第2回国連防災世界会議、2005年、兵庫)で初めて防災の中核に置かれた。自然現象は、社会の脆弱性や環境・生態系の悪化等、様々な要因との相互作用によって災害となり、その度合いも決まる。ジェンダーもまた、災害リスクを招く重大な要因の一つである。過去の災害から、女性の死亡者や暴力被害者は男性より多い、避難や復興の意思決定場面へ女性の声が届きにくい、男性との雇用格差が拡大する等が明らかとなっている。第56回CSW:国連女性の地位委員会(2013年3月)は日本が提出した「自然災害におけるジェンダー平等と女性のエンパワーメント」を決議し、防災から復旧・復興まで全ての過程においてジェンダー視点を取り入れ、主流化するよう要請している。2015年に仙台で開かれる第3回国連防災世界会議を注視していきたい。(2013.10)
関連用語
防災協力イニシアティブ
スフィア・スタンダード(sphere standard)
被災者台帳
SDGs(持続可能な開発目標)
仙台防災枠組2015-2030
世界津波の日
レジリエンス(resilience)
UNDRR(国連防災機関 United Nations Office for Disaster Risk Reduction)
災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~
新型コロナウイルスの女性への影響(国際連合 政策概要)
相互支援ネット
ジェンダー包摂を実現する都市の計画・設計
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