HOMEの中の防災・減災とジェンダーの中の2012年度の東日本大震災復興支援事業

2012年度 東日本大震災復興支援事業

平成24年度NWEC主催「男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラム」参加

語りあおう−災害・復興拠点としての女性センター−

開催日時2012年8月24日(金) 15:30〜17:30

会場国立女性教育会館 研修棟201

参加者48名

  • 2011年度に財団が実施した東日本大震災復興支援事業「被災地支援者のエンパワーメントに関する調査研究」の報告書を題材に、ふり返りによる支援者のエンパワーメントや多様な連携支援の場としての女性センターについて、さらに“体験を記録に残すこと”について報告し、みなさんと意見交換をしました。当日は、全国各地から女性団体、センター職員の方など定員を上回る多くの参加があり、貴重な語りあいの場となりました。

1.主催者挨拶

 大野理事長の挨拶後、学習事業課より『東日本大震災復興支援事業報告書』の概要についての説明を行いました。

2.報告[1]記録を残すこととは:樋熊憲子さん(新潟県中越大震災「女たちの震災復興」を推進する会代表)

 新潟県中越大震災4年後の2008年に「女たちの震災復興」を推進する会を立ち上げ、その事業として地震を体験した女性たちが残したありのままの記録をまとめた『「忘れない。」−女たちの震災復興−』(2010)を発行した樋熊さんより、記録を残すことやその記録を政策につなげることなどについてご報告いただきました。

3.報告[2]女性センターの被災者支援活動:新井浩子さん(早稲田大学非常勤講師)

 昨年度、本財団専門調査員として東日本大震災の被災者支援に携わった女性センタースタッフ・ボランティアのヒアリング調査を担当した新井さんより、調査概要と見えてきた課題についてお話いただきました。会場からはお2人の報告に多くの質問・意見が出されました。

4.語りあおう

 後半は、グループに分かれて、お2人の報告に関する感想や、各センターでの被災者支援の状況などについて語りあう時間を設け、いくつかの意見を全体でシェアしました。

アンケートより

 「災害復興、防災面で、男女共同参画が果たす役割を考える上で参考になった」「これまでのふり返りができ、今後の方向性を考える機会になった」「記録の重要性を感じた」「時間は短かったが、参加者同士の交流の場があってよかった」などが寄せられ、満足度の高いワークショップとなりました。
 なお、調査研究の詳細につきましては本財団発行の報告書をご覧ください。

平成24年度NWEC主催「男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラム」参加

ワークショップ:語りあおう −災害・復興拠点としての女性センター−

  • 報告書『被災地支援者のエンパワーメントに関する調査研究』(本財団発行)を題材に、ふり返りによる支援者のエンパワーメントや多様な連携支援の場としての女性センターについて、さらに“体験を記録に残すこと”等について報告し、参加者と共に語りあいます。
日時 日 時:8月24日(金)15:30〜17:30
会場 (独)国立女性教育会館 研修棟201 研修室
定員 40人程度
参加費 500円(資料代)
講師 新井浩子(早稲田大学非常勤講師)
樋熊憲子(新潟県中越大震災「女たちの震災復興」を推進する会代表)
お申し込み
お問合せ
日本女性学習財団(当日会場受付、先着順)
 

シンポジウムのご案内:「男女共同参画と災害・復興2012」

  • 本財団では、城西国際大学、男女共同参画と災害・復興ネットワークが主催する上記シンポジウムに共催団体として参加いたします。このシンポジウムは、東日本大震災の支援・復興活動の実情と課題を男女共同参画の視点から振り返り、今後の防災・復興政策の充実に質するために開催するものです。みなさまのご参加をお待ちしております。
日時 2012年6月23日(土) 13:00〜17:00
内容 第1部 この1年、人をつないで
第2部 3.11から1年:被災地から伝えたいこと
第3部 今後に向けて
第4部 命を結ぶ:加藤登紀子さんの歌とトーク
会場 城西国際大学 紀尾井町キャンパス1号館地下ホール
(千代田区紀尾井町3-26)
参加費 無料
定員 160名(先着順)
*定員を超えた場合は別室での映像視聴
主催 城西国際大学、男女共同参画と災害・復興ネットワーク
お申し込み 氏名、住所、所属、電話番号&FAX番号、メールアドレスをご記入の上、
e-mail:saigai.gender@gmail.com またはFAX:043-239-7509にてお申し込みください。
参考 シンポジウムチラシ
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