小原 尚子(こばら なおこ):神奈川県【第1期】
◆プロフィール
保健学修士、保育士、図書館司書。
航空会社に勤務後、女子大学においてキャリア教育にかかわる授業やインターン制度などの支援プロジェクトに参画。社会人経験を経て大学院では妊産婦の健康に関する研究も行った。現在は自身も2児の母として子育てを中心に生活をしながら、研究活動を継続している。今後は地域社会、健康福祉、次世代育成をキーワードに、子どもと女性の健康と生き方を考えられるような学習支援をしていきたい。
2023年4月~2024年3月までの活動報告
〔2023年度キャリア支援デザイナー企画協働事業をコーディネート〕
<夏休み企画・学生限定!>「社会の一員になるってどういうこと?~フィンランドの子ども・若者たちが学んでいることを知り、自立・自律について考えてみよう~」をオンライン(Zoom)にて開催しました。中学生から大学院生まで、13名の参加がありました。
〔大学の福祉研究に参画/フィンランドへ教育視察〕
大学にて、子育て期のコペアレンティング研究の分析やデータの一部をまとめた。また、フィンランドの小学校へ教育視察にいき、児童や教員と交流を深めるとともに、教員の働き方、子どもたちの学びについて熟考する機会を得た。
〔昨年度からの継続:NPO法人hinataboccoで運営サポート〕
女子大学での多世代交流プロジェクトに参画し、国際交流を掛け合わせた企画を提案。
英語講師を派遣し、多世代×国際交流イベントの運営をサポートした。
2022年4月~2023年3月までの活動報告
〔2022年度キャリア支援デザイナー企画協働事業をコーディネート〕
2023年1月29日、オンラインにて、フィンランド在住のヒルトゥネン久美子さんを講師にお招きし、「フィンランドの家庭科教育からみる子どもと大人たちの自立」を、ジェンダー平等社会を目指して企画・コーディネートした。
〔特定非営利活動法人hinataboccoにて活動サポート〕
鎌倉・湘南地域のNPO法人で子育て支援、国際交流活動をサポートしている、イベント・地域交流・多世代交流をメインとした団体。こちらでも保育士やキャリア支援デザイナーとしての知識をいかしている。
〔にっぽんネウボラネットワーク研究所メンバーとして活動スタート〕
2023年3月より、メンバーとして参画。子育て支援者を含めた子どもにかかわるすべての大人たちとともに、全国の多職種の連携をサポートしている。私も子育て当事者として保育士として、家族のライフデザインを支えるキャリア支援デザイナーとして日々課題に取り組んでいく。
2021年4月~2022年3月までの活動報告
〔子育て中の専業主婦に向けたセカンドキャリアセミナーの運営サポート〕
2021年4月から2021年10月までNPO団体と行政の協同事業「主婦のセカンドキャリアセミナー」にスタッフとして参加し、子育て中の専業主婦の方々に向けたセミナーのみならず、地元企業への再就職や起業準備に関するアドバイスなどのサポートを行った。
2020年4月~2021年3月までの活動報告
〔鎌倉市図書館協議会委員〕
2018年から2020年12月までの2年間、鎌倉市全館の図書館サービスについて、市民のニーズに応じた環境を整えるべく、委員として会議に参加した。職員の働き方(司書の配置など開館時間の変更や休館日を増やすなど)にもたずさわった。
2018年4月~2019年3月までの活動報告
〔鎌倉市図書館協議会委員〕
2018年12月から2年間の任期で図書館のサービス、様々なニーズに応じた環境を整えるべく、委員として会議に参加し、職員や司書の方々のサポートや市民としても声を上げられるように努めていきたい。
2017年4月~2018年3月までの活動報告
〔財団開催イベント:2017年度「第3回ラーニング・ラボ」にて話題提供〕
財団開催イベント「第3回ラーニング・ラボ」にて、大学院進学とアカデミックキャリアについての話題提供をした。これまでの仕事、最初の大学院での研究や現在の状況について、参加者の前で話をすることで、自身の今後の課題や方向性について再考する機会となった。
〔月刊『We learn』言いぶん・even執筆〕
月刊『We learn』2017年5月号(5月1日発行) 言いぶん・evenにて、原稿を執筆。
子育てをしながら大学院へ通うことに関する想い、子どもと自分の変化について触れた。
〔神奈川県鎌倉市 市民健康課市民委員として定期会議に参加〕
2017年10月の任期まで約3年間、市民委員として健康増進推進委員会に参加。未就園児を育てる親として、20~40代前半の女性(働く女性、主婦問わず)の健康について意見収集をし、行政に提案した。特に、現代社会における女性の心身の健康面について声をあげた(ネウボラといわれる産前産後事業の提案など)。任期は終了したが、この2018年4月から鎌倉市でも妊産婦への助成額が増額となり、産後ケア事業も行政と医療施設とが連携してスタートしている。
2016年4月~2017年3月までの活動報告
〔所属する大学院で女性のキャリアに関するセミナー、交流会および授業に参加。〕
子育て中の教員および学生が集まり、研究と子育ての両立等について話し合った。
〔2017年2月11日実施 2016年度第3回(公財)日本女性学習財団認定キャリア形成支援士企画協働事業「ミドルからの大学院進学セミナー -大人のキャリアを考える」に参加。〕