佐伯 加寿美(さえき かずみ):埼玉県【第6期】
◆プロフィール
ワークショップデザイナー®、さいたま市議会議員。
25年間の専業主婦時代に、趣味のインディアカがきっかけで男女共同参画を学ぶ。その後公民館長を経て、国立女性教育会館事業課で勤務。2018年に成立した「政治分野における男女共同参画推進法」に背中を押されて、さいたま市議会議員選挙に立候補。現在2期目。ジェンダーと若者の政治参画、学びを通じたコミュニティづくりを目指している。
2023年2月~2024年1月までの活動報告
〔市議会で男女共同参画推進やジェンダー問題を質問〕
2023年6月議会で、市議会の施策全般にジェンダーの視点を入れる必要性、特にまちづくり部局や政策を策定する部局に女性管理職増を要望。非正規から正規職への転換機会についても質問。
〔学生たちに「議員の役割・仕事、政治参画」について講師を務める〕
2023年9月専門学校で、2024年1月は跡見女子大で政治参画についてワークショップを交え授業を行った。声を上げる大切さ、政治への女性の参画の重要性などについて関心を深めた。
〔財団のキャリアアップ支援講座のパネリストを務める〕
2023年12月(公財)日本女性学習財団のブラッシュアップ講座に登壇。自らの棚卸におけるキャリア支援デザイナーの役割や未来大賞への応募、政治参画について新たな気づきと動機を高める一助とした。
2022年2月~2023年1月までの活動報告
〔市議会で質問〕
「防災にジェンダー視点を」。妊婦や小さい子を持つ親に特化した避難所の創設を求めた(2022年6月議会)。
〔はむねっと主催 女性の非正規雇用を考える研修に参加〕
2022年8月、オンラインで開催。全国の非正規雇用(会計年度任用職員)についてアンケート調査結果と実態を知ることで、国への今後の要望の方向性、議会での質問についても理解を求め、役立っている。
〔「第6回 日本女性学習財団 未来大賞」受賞〕
ジェンダー視点からの半生と議員になってみえたことなどを書いたレポートが大賞を受賞した。
2020年2月~2021年1月までの活動報告
〔さいたま市超党派女性議員の会主催研修会に参加〕
2020年7月さいたま市議会棟で開催された戒能民江氏の「女性と人権に関する問題と支援の在り方」、12月井田奈緒氏の「選択的夫婦別姓」について参加。40人参加。女性を取り巻く問題に焦点。
〔さいたま市議会議員として意見書を提出〕
2020年6月「性犯罪に関する刑法改正」に関する意見書は私が初めて取り組んだものである。全会派一致で可決され、翌月国へ提出された。
〔女性リーダー講座のパネリストを務める〕
2021年1月大田区立男女平等推進センターの「女性リーダー講座」のパネリストとして、政治参画のきっかけ、まちづくりには女性や多様な視点が必要であること、身近な問題が実は社会の問題であることを伝える。
2019年2月~2020年1月までの活動報告
〔さいたま市女性の活躍を推進する議員連絡会への参画〕
2019年4月にさいたま市議会議員となったあと、女性議員(総議員60人中女性12人)で作っている超党派の会に参画。年に2回の講演会やジェンダーに関する視察を行っている。講演会は全庁的に職員の参加も募集し毎回60名以上の男女行政職員や議員の参加がある。女性が意思決定の場に立つことができるようなメンタル面での、また制度面での整備について進める一助となっている。
〔さいたま市の女性管理職との会合〕
さいたま市の女性管理職との会合もおこなっており、女性のキャリアについて話し合う機会、女性の意思決定機関への参画の向上にもつながっている。現在は会派で、女子差別撤廃条約選定議定書の批准を求める意見書を作成中。