橘 みちほ(たちばな みちほ):兵庫県【第4期】
◆プロフィール
神戸女子大学・神戸女子短期大学図書館勤務。
大学卒業後、大学職員として勤務し、教務課、学生課、キャリアサポート、学園広報等を経て現職。現在ラーニング・コモンズを活用し、学習及びキャリア支援を教員連携で実践中。今後は女子学生の支援経験を活かしたライフワークとして、地域における女子学生やシングルマザーとその子どもたち等、幅広い女性のキャリア支援で社会貢献することを目標としている。
2023年10月~2024年9月までの活動報告
〔大学における教員連携講義 図書館の活用ワークショップ-SDG’sにおける女性問題を考える〕
2024年4月~6月例年通り教員との連携で図書館ラーニングコモンズにおいて、図書館の多面的な活用として学習や研究、論文制作やキャリア構築に関する課題解決学習を行った。
〔2023年度私立短期大学図書館協議会の研究誌に総会において行った講話のまとめを寄稿・掲載された〕
2023年4月の近畿地区協議会総会で「図書館で考えるSD力」について第一回研修会で講師を務め、2024年1月に報告論考を寄稿。2024年3月2023年度私立短期大学図書館研究」誌に掲載された。
〔私立短期大学図書館協議会の組織改変のワーキング委員会のオブザーバー委員に選出された〕
2024 年6月に私立短期大学協議会の活動内容の見直しとして規則改変のためのワーキング委員会が立ち上げられ、委託業務を取り入れている経験からオブザーバー委員に選出され活動中である。
2022年10月~2023年9月までの活動報告
〔財団主催のオンライン講座に登壇〕
2023年6月15日にオンラインで開催された第5回デザイナーズ・ラボ「キャリアヒストリーを聞く」において、自身の経験を『大学職員としてのキャリアヒストリー -「同じ組織で働くこと」に潜むカオスとの葛藤-』と題してパワーポイントを用いて発表を行った。
〔公立中学職業学習プログラム「トライやるウィーク」の参加生徒にキャリアワークショップ開催〕
図書館司書の業務体験の他、生涯学習として図書館の利活用を身に付けることを目的とした学習プログラムを企画・実施した。キャリア支援デザイナー資格や大学職員としての活かし方を話し、生徒自らが今後のキャリアデザインに活かせるようワークショップを体験してもらった。
〔卒業生のキャリア構築に関する悩みや就業支援活動継続中〕
例年通り自学の在学生・卒業生への「図書館でできるキャリア支」援を継続して実行している。今年度は連携事業を行う他大学の教員との連携行事において2回男子学生のキャリア相談も行った。
2021年10月~2022年9月までの活動報告
〔財団主催のオンライン講座に出席〕
2022年7月21日オンラインにより開催された財団のフロアリニューアル記念講座「変革を生む“場”・“学び”とは」に参加。多様な方々との情報共有に繋がり意欲的に取り組む意識付けとなった。
〔ラーニング・コモンズフロアのジェンダー・キャリア資料の整備と充実展示を充足〕
教員連携講義のオンラインでの課題解決学習として、今年度はWeb登壇して講義を行った。課題シートはSDGsの中でのジェンダー、関連資料にe-bookを活用した。結果をまとめる予定。
〔卒業生のキャリア構築に関する悩みや就業支援活動継続中〕
図書館でできるキャリア支援を持続・継続して実行している。今年度も引き続きコロナ禍での不安や悩みの相談に力を注いだ。卒業生からメールでの状況報告や不安について相談が増えた。
2020年10月~2021年9月までの活動報告
〔コロナ禍における図書館からのキャリア情報提供の教員連携での情報発信〕
図書館独自のキャリア支援を持続している。昨年来コロナ禍のため、図書館での就活への直接対応はできなかったが、メール等での相談や関連資料の情報提供・共有を教員・学生に提供した。
〔SDGsに関する資料収集と教員連携での講義の開催〕
女子大学のため、キャリア教育の中で「SDGs」に関する課題解決学習をさせたいとの相談を受け、課題探索の連携講義に協力した。課題作成やコロナ禍のオンライン講義と資料対応等で参画した。
〔卒業生のキャリア構築に関する悩みや就業支援活動〕
図書館でできるキャリア支援を持続・継続して実行している。今年度はコロナ禍での不安に関する、悩みの相談に力を注いだ。航空業界やサービス業へ就職した卒業生達と情報交換を頻繁に行った。
「どうなるのか不安ですが、いつでもお客様をお迎えできるよう万全の体制で臨もうと体力維持や教養を磨くための読書、資格取得に力を注いでいる」という前向きな姿勢に出会うことができた。
2019年10月~2020年9月までの活動報告
〔“図書館で就活”の一環として、ラーニング・コモンズのキャリア関連コーナーでミニ冊子設置〕
図書館独自のキャリア支援を持続・継続している。就職相談の窓口ではないが、委託社員でも主体的な支援ができるよう、情報を簡潔にまとめたミニ冊子やPOPを設置し情報提供を行なった。
〔卒業生のキャリア構築に関する悩みや就業支援活動〕
SDGs実践として、図書館でできるキャリア支援を持続・継続して実行している。在学生・卒業生を問わず、悩みやキャリア・アップの相談、ESシート添削や面接指導もメール活用で継続支援中。
〔コロナ禍によるWeb講義での図書館連携の要望に応えるための動画等Web媒体を制作〕
コロナ禍による入校制限により通常時の学内活動が困難であったが、館内案内や利用案内のWeb媒体を積極的に作成し提供、HPで公開。キャリア等の個人相談はメールを中心に継続して支援。
2018年10月~2019年9月までの活動報告
〔財団と女性活躍推進プロジェクトUMECOと協働イベントを企画・開催〕
2019年5月にUMEDAI大阪において、「ダイバーシティが進まない原因。アンコンシャス・バイアスかも?」を関西キャリアデザイナーのメンバーと共に企画・開催し、多くの参加者と多様な情報を共有できた。学生参加者に今回の体験を今後の就活等で活かすためのアドバイスを行なった。
〔図書館の学生支援として教員と協働で学生のミニ就活ワークショップを開催〕
図書館設備であるラーニング・コモンズを活用し、「図書館で就活」としてキャリア支援に関わる学生支援を行うと共に、教員と連携して個別・グループ支援を持続・継続して行っている。
〔ジェンダーを考える機会作りを目的とした関連資料のコーナー展示を企画〕
女子大学の図書館として女性学やジェンダー(近年は多様性も重視)に関わる多彩な資料収集を心がける中で、近隣の大学との相互利用連携を行っていることから、女性視点での資料を中心に、学生に培って欲しい意識や知識を提供できるようコーナー展示として資料の可視化に努めている。
2017年10月~2018年9月までの活動報告
〔図書館での「就活ワーク」や、教員協働で学生の就活ワークショップを開催〕
図書館の学生支援として「図書館で就活」というキャリア支援を行なうと共に、教員と連携して敷設のラーニング・コモンズを活用して個別・グループ就活ワークショップを継続推進中である。
〔卒業生のキャリア構築に関する悩み相談や就業支援活動〕
卒業生のキャリア・アップについての相談対応、エントリーシート作成の支援や添削、面接対応などの支援業務を行い、キャリア形成の継続支援をしている。成果として転職についての相談も増加している。
〔女性の生き方・ジェンダーに関する情報発信活動〕
女子大学であることを再認識すると共に、女性学やジェンダーに関わる様々な資料を幅広く収集することを心掛けている。財団の推奨する書籍はもちろんのこと、実学的に役立つ資料については特に多彩で学び易いものを選んでいる。ミニ展示やコーナーを特設するなどして折りに触れて、女性の生き方の情報を楽しく学べるように工夫して発信している。「自立した女性の生き方」を学生に伝えるための特別コレクション(ターシャ・テューダー)の資料活用や展示に特に注力している。
2016年10月~2017年9月までの活動報告
〔大学図書館において、教員協働で学生の就活ワークショップを行う〕
2016年10月以降も引き続き教員との連携活動として、図書館のラーニング・コモンズを活用して学生の個別・グループによる図書館就活ワークショップを行なっている。参加学生から航空業界現役内定者が出るなど、これまでの大学職員の経験を活かし多面的な支援の実現に繋がった。
〔卒業生のキャリア構築に関する悩みや就業支援活動〕
2017年4月以降は教員の依頼を請け、三月末で希望職種に就職が決まらなかった学生の相談と支援を継続して行なっている。また転職やキャリアアップを希望する卒業生の実質的な応募書類の添削や面接練習にも対応した。人間関係のストレスやミスマッチングなど卒業後も悩みや問題を抱えて連絡してくる卒業生の支援として、継続してキャリア支援活動を行なっている。
〔同地区で活動中の4期生との交流〕
既にNPO活動をしておられる4期生の方と、連携活動の可能性を探るため交流を行う予定。