石田 佐地子(いしだ さちこ):東京都【第5期】
◆プロフィール
(株)ヘルシーカンパニーSAJICO 代表取締役。保健師・MBA・温泉利用指導者(厚生労働省)・健康経営エキスパートアドバイザー(東京商工会議所・講師)。
入浴・温泉や旅行が心身の健康に繋がるヘルスツーリズムを提唱する「温泉保健師」として健康相談や講演の開催。ライフワークに、大学院で学んだキャリア研究を続けている。共著に「迷ったら必見ナースキャリア」東京医学社,2017)。
2022年11月~2023年10月までの活動報告
〔東京商工会議所・2023-2024健康経営アドバイザー・エキスパートアドバイザーテキスト執筆〕
健康経営エキスパートアドバイザー(東京商工会議所・講師)として、女性がん検診率が40%から98%になった企業の受診率向上のために環境整備を具体的に提案した事例を執筆した。
〔(公財)日本女性学習財団 月刊「We learn」2023年6月号 「JAWE+キャリア支援デザイナー #ここから!キャリアのヒント」の執筆〕
女性職場の座談会で月経・不妊治療や更年期への健康支援ニーズのある事が分かった事や、月経は30年以上あるため貧血になりやすく、貧血予防や心身の健康に動物性タンパク質が有効であることを紹介した。
〔非正規女性職員への健康診断・女性がん検診の受診確認〕
社会保険対象外の女性職員の面接では、必ず健康診断と女性がん健診の受診有無を確認した。市町村や配偶者の健保での健康診断や女性がん検診を受けていない人が多く、毎年の検診の重要性を助言した。
2021年11月~2022年10月までの活動報告
〔ランドスケープ設計論とインクルーシブな景観まちづくり〕
ランドスケープ設計論(千葉大学園芸学部2022年3月まで)科目履修。大学に課題提出したレポートに基づき、江戸川区まちづくり勉強会・委員として子ども・高齢者・障害者・学生等を巻き込む景観街づくりを提案した。
〔園芸療法から女性の健康プログラムを探る〕
園芸療法(千葉大学園芸学部2022年3月まで)科目履修は視覚障害役や高齢者を想定した体験実習があった。病気や日常では自然や植物に触れられないこともあるが、簡易な工作でも自然を想起でき癒しになる事が分かった。
〔研究協力〕
2019年10月~2022年3月「健康経営を推進する(女性)開業保健師の支援について」大学機関の研究調査対象の協力をした。
2020年11月~2021年10月までの活動報告
〔健康経営と女性がん検診の啓発普及活動〕
2020年~コロナの影響で女性がん検診率の低下傾向がみられた。健康経営アドバイザーとして、企業へ女性の休業や離職の原因に女性がんが影響することへの理解や女性がん検診率向上への助言をした。
〔健康経営と女性の健康管理〕
2021年~健康経営アドバイザーとして、女性の健康管理の課題整理の支援を行った。担当者が男性のため、女性社員の健康管理ニーズや悩みなどを聞く目的で、女性の各職場代表と座談会を開催した。
〔女性社員の健康相談〕
2020年健康相談で食事の栄養チェックでは、全年齢的にたんぱく質不足の傾向で、月経もあるため貧血や易疲労になりやすく、高年者では骨粗鬆症、若年中年者では集中力低下の原因となる。食事改善で体調回復を聞くと嬉しい。
2019年11月~2020年10月までの活動報告
〔女性の健康相談〕
ある企業の女性全員の健康相談を行った。ストレスチェック結果からキャリア展望を聞く機会があり、心身の健康面からキャリア支援をしようと改めて思った。また、乳がん・子宮がんなど婦人科検診の受診の有無の確認を行い、未受診者にはがん検診のメリットを説明し受診を促した。
2018年11月~2019年10月までの活動報告
〔人生100年時代の女性の健康(公財)日本女性学習財団 月刊「We learn」2019年2月号言いぶん・even〕
スポーツクラブでの60才以上女性の活況ぶりや運動の多くの恵みを紹介。有酸素運動は自律神経の活性からメンタルヘルスや心肺機能の増強、筋肉トレーニングは骨筋の増強により介護予防になる事などを寄稿した。
〔企業での風疹の抗体検査への啓発普及 2019年~〕
健康経営エキスパートアドバイザー(東京商工会議所)や企業で、先天性風疹症候群の撲滅に、風疹予防接種を受けていない世代の男性の風疹抗体検査と予防接種を受けられる無料クーポン券の活用について啓発普及した。
2017年11月~2018年10月までの活動報告
〔大垣市男女共同参画フォーラム第一分科会の温泉保健師として講師を務める〕
2017年11月、人生100年時代へ向けて、旅することで健康になりましょうという「ヘルスツーリズム」の提唱をした。エコノミー症候群の予防や安全な入浴や温泉の活用方法のポイントを伝えた。
〔2017年、企業や公的機関の女性職員へ、子宮がん・乳がん検診の啓発活動〕
働く女性の健康相談では、子宮や乳房など女性特有のガン予防の受検や月経などの不調の有無を確認し、必要時は婦人科受診をすすめた。月経は順調という方にも、隠れ貧血のこともあり丁寧な問診を心がけた。