財団では、図書館員のキャリア研究フォーラムと共催で、北米の総合研究大学であるラトガース大学図書館のWomen’s Studies Librarianとして活躍されているKayo Denda(カヨ・デンダ)さんをお招きし、ラトガース大学図書館における女性学研究支援を中心に、ライブラリアンと専門性についてお話を伺います。参加者のみなさまとの自由な意見交換も予定しています。*講演・質疑応答は日本語で行われます。
日時:2017 年11月11 日(土)14:00~16:00 *受付開始13:30
講師:Kayo Denda(Head, Margery Somers Foster Center & Women’s Studies Librarian, Rutgers University Libraries)
コメンテーター:村松泰子(日本女性学習財団理事長・前東京学芸大学学長) 会場:東京大学工学部 工2号館図書室(東京大学本郷キャンパス/文京区本郷7-3-1 工学部2号館5階)
定員:50名(先着順)
参加費:1,000円(学生500円)
申込方法:氏名、所属、メールアドレスを明記し、下記フォーラム事務局までお送りください。
問合せ・申込み:フォーラム事務局(日本女性学習財団内)E-mail: jawe@nifty.com
主催:図書館員のキャリア研究フォーラム
共催:公益財団法人日本女性学習財団
協力:東京大学大学院工学系研究科男女共同参画委員会
*本事業は(一財)竹村和子フェミニズム基金の助成を受けています。
<Kayo Denda(カヨ・デンダ)さんについて>
図書館員のキャリア研究フォーラムメンバーが、2010年の国際図書館連盟(IFLA)大会で出会い、DENDAさんが2013年の国立女性教育会館(NWEC)のフォーラムに参加したことをきっかけに、 毎年のIFLA大会で交流を深め、今回の来日が実現しました。
DENDAさんは、Rutgers University Librariesで女性学の研究支援を行うライブラリアンとしてのキャリアを蓄積し、IFLAのSocial Science Libraries Sectionの座長として、ワークショップUnderstanding Your Library from the Inside out: a Workshop in Library Ethnography for User Assessmentをコーディネートするなど、国際的なライブラリアンのネットワーク構築にも貢献されてきました。2018年には、“The Douglass Century: Transformation of the Women’s College at Rutgers University” の出版を予定しています。
なお、Rutgers UniversityのDepartment of Women’s and Gender Studiesには、米国の女性運動のリーダーでもあるProfessor Charlotte Bunchはじめ多くの女性学研究者が在籍していることで知られています。
参考:http://womens-studies.rutgers.edu
同時開催:特別講演@図書館総合展
「アメリカ総合研究大学図書館のめざすもの ―possibilityからactionへ」
日時:11月8日(水)13:00 場所:パシフィコ横浜(図書館総合展スピーカーズコーナー)
申し込み不要。同会場内では、図書館員のキャリア研究フォーラムのパネル展示も行っています。併せてご覧ください。