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都道府県版ジェンダー・ギャップ指数

「地域からジェンダー平等研究会」が、都道府県ごとの男女格差指数と順位を算出し、2022年から毎年国際女性デーに公表している。世界経済フォーラム公表のGGGI(ジェンダー・ギャップ指数)で、世界の男女格差が可視化され政策等に活かされているのを受け、日本国内の地域格差も見える化をと着手。指数を通じて地域課題を明らかにし、地域から日本のジェンダー平等を底上げすることを目指す。データは基本的にGGGIと同じ手法で処理をしている。GGGIが分析する分野は、政治・健康・教育・経済だが、「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」では、「健康」を「行政」に代えた。政治・行政・教育・経済の各分野を「歴代知事の男女比」「都道府県の管理職の男女比」「小中高の校長の男女比」など、合計30の指標で分析している。男女比が同一であれば指数は1、男性のみで女性がいない場合は0となる。最新のデータでは、政治分野の1位は東京都(0.352)、最下位は山梨県(0.138)となっている。(2024.6)

参考
「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」
「地域からジェンダー平等研究会」

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