2009年(平成21)年度の主な事業
女子大生対象ライフプランニング支援セミナー実施報告
(1)「女子大生のためのキャリアしゃべり場」
実施日:2009年12月1日(火)17:00〜19:30
会場:聖心女子大学2号館3階30番教室
(2)「女子学生のためのキャリアしゃべり場」
実施日:2009年12月19日(土)13:30〜16:30
会場:埼玉県男女共同参画推進センター With You さいたま 研修室
- 本財団では、(1)聖心女子大学 (2)埼玉県男女共同参画推進センターとの共催で、女子大学生を対象としたライフプランニング支援セミナー「キャリアしゃべり場」を実施しました。これから就職活動を始める女子大学生を対象に、少し先輩格の働く女性にキャリアモデルとして体験を話してもらったり、グループでキャリアモデルと質疑をして、長いスパンで働き方を見通すことを考えあいました。グループでの話し合いが参加者それぞれ抱えている漠然とした将来への不安を和らげ、働くことに前向きになることをねらいとしたものです。
- プログラムは、オリエンテーションとアイスブレイクをした後、(1)ではキャリアモデルの話を聴いたあと、グループ内で意見交換をして、感想や意見を模造紙にまとめて発表しあいました。(2)では就職への不安を共有し、強みや可能性を理解しあうことをねらいとしたグループディスカッションをした後、キャリアモデルの話を聴き、キャリアモデルを囲んでQ&Aを行いました。埼玉県男女共同参画推進センターではオプションとして館内ツアーも実施しました。参加者は(1)32名(2年生中心) (2)28名(3年生中心)で、(2)はいろいろな大学の学生が参加しました。
- セミナー後のアンケートには、「将来への悩み・不安が、みんなの意見を聴くことで解消し、自分と向き合い考えるよい機会になった」「実際に働いている人の話が聴けて、就活がゴールではなくスタート地点だということがわかった」「実際に働いている女性の体験を聞いたり質問できる機会はあまりないので、とても参考になった」など、学生同士の意見交換やキャリアモデルのリアルな働き方から視野や考え方が広がり、人生を見通しながら就活をしていくことの大切さに気づいたという感想が多数寄せられました。
〈ワークショップ〉於 聖心女子大学
色紙を用いた自己紹介からスタート
キャリアモデル隈元えり子さんから
体験談を聴く
ライフプランを考えるとき
大切にしたいキーワードのまとめ
〈ワークショップ〉於 埼玉県男女共同参画推進センター With you さいたま
今日の元気度を親指メーターで示す
アイスブレイクから開始
グループディスカッションを
まとめて発表
2人のキャリアモデルの体験談を聴く
実施 月日 |
ワークショップ プログラム | 主な内容 | 講師 |
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12/1 | 女子大生のためのキャリアしゃべり場 於 聖心女子大学 時 17:00〜19:30 開会 オリエンテーション 第T部 簡単な自己紹介とアイスブレイク 第U部 キャリアモデルからの話題提供とグループワーク (1)キャリアモデルの話を聴く (2)グループ内で意見交換 (3)模造紙にまとめて発表 まとめ |
セミナーの導入として、女性が開発した商品名をつけたグループでグループ分け。 色紙を用いた自己紹介を行い、出会いの緊張感を和らげる。 話題提供: 継続就業する中で働く女性がどのようにキャリアを積んできたか、障壁を乗り越えてきたか、また企業における女性の現状について話を聴く グループワーク:感想・気づきを共有する |
亀田温子 十文字学園 女子大学教授 森山貴代 キャリア カウンセラー 〔ロールモデル〕 隈元りえ子 (株)資生堂 |
12/19 | 女子学生のためのキャリアしゃべり場 於 埼玉県男女共同参画推進センター With you さいたま 時 13:30〜16:30 開会 オリエンテーション&アイスブレイク 第T部 グループディスカッションとワーク 第U部 ロールモデル体験談 (1)体験談を聴く (2)Q&Aタイム (3)みんなでシェアする まとめ ☆オプションプログラム:館内ツアー |
グループで就職への不安を共有し、各人の強みや可能性について理解しあう。 話し合いのテーマ: 就活時期をたくましく切り抜けていくために 〜不安に対して自分の強みを生かしてどのように対処していくか? 2人のロールモデルの体験談から、ライフプランニングのヒントを得る。 ロールモデルのスピーチの後、2グループに分かれて、モデルを囲んでQ&Aを行う。 |
森山貴代 キャリア カウンセラー 大槻奈巳 聖心女子大学 准教授 〔ロールモデル〕 白鳥淳子 (株)朝日新聞社 藤島愛子 (株)HIS |