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事業のご案内

事業報告

2009年(平成21)年度の主な事業

仕切り直し・巻き返しのライフプランニング支援セミナー2009 実施報告

実施日:2009年10月3日・10日・17日・24日/全4回(いずれも土曜日 10:00〜12:30 )
会場:埼玉県男女共同参画推進センター With You さいたま 研修室

  • 本財団では、埼玉県男女共同参画推進センターとの共催で、仕切り直し・巻き返しのライフプランニング支援セミナーを実施しました。非正規雇用など不安定雇用層が抱える個々の課題を、グループワークを中心とした学習を通して整理することでマインドアップし、次への一歩が踏み出せることをめざし、また学習の場での出会いが、その後も互いにサポートしていける関係づくりをねらいとしたものです。
  • 全4回のプログラムは、グループでキャリアヒストリーを語り合ったり、自分自身のタイプをグループワークを通して洞察したり、タイプの違う3人のキャリアモデルの体験談を聴いたり、など様々なワークを行いながら、最終回ではこれからを展望する自分のライフプランニングを作成しました。さらに、ホームワークとして名刺作成を課題にして、手製の名刺を交換しあい、セミナー後の交流につなげることを図りました。また埼玉県男女共同参画推進センターからは、同センターで実施しているチャレンジ相談事業(個別相談)の申込受付を行ったり、毎回ワンポイント情報を入れるなど、参加者へのサポートや情報提供に努め、様々な切り口で参加者たちのエンパワーメントを支援する工夫をしました。参加者は32名中7割が30代でした。
  • セミナー後のアンケートには、「自分の見つめ直しにつながったことが大きかった。他人の話を聴く・自分で話すということが、結果になっていると思う」「受講前は、正直4回連続は大変…かもと思っていたが、毎回内容が濃く充実したセミナーだった」「ライフプランニングの重要性や人との出会いをどうつなげていくかの大切さがわかった」「発信することで、自分の考えが明確になるし、返し(フィードバック)によって新しい発見・見方を得ることができた」など、人との関係をつくりながら視野や考え方を広げることの大切さや、焦らず地ならしをしながら将来像を具体化していこうという感想が多数寄せられました。

第1回〈ワークショップ I〉

キャリアヒストリーから“自分力”を再発見する
互いに語る・聴くことで、これまでの自分の歩みが整理されました

第2回〈ワークショップ II〉

自分を知り、自分ライフの扉を開く
人との関係から自分のタイプを知る体験は参考になりました

第3回〈キャリアモデル体験談とグループワーク〉

一人だけでがんばらないー出会い・つながりを力にする
3人のキャリアモデルの体験談は、人生のアップダウンを乗り越えていく力を与えてくれました

第4回〈講義とグループワーク〉

プランニングで今日から踏み出す!
セミナーの出会いをつなげていくために、各自で作成した名刺を交換しました


実施
月日
プログラム 主な内容 講師
1 10/3 〈ワークショップ I〉
キャリアヒストリーから“自分力”を再発見する
働いてきたこれまでの足跡(キャリアヒストリー)をふり返り、グループ内での語り合いとフィードバックを通して、自分の可能性を探る。 福沢恵子
2 10/10 〈ワークショップ II〉
自分を知り、自分ライフの扉を開く
自分のタイプを人との関係から洞察するワークを通して、現在の自分の状態をつかみ、自分らしい生き方・働き方を考える。 安田順
3 10/17 〈キャリアモデル体験談とグループワーク〉
一人だけでがんばらない
ー出会い・つながりを力にする
3人のキャリアモデルの体験談から、仕切り直し・巻き返しへのヒントを得る。 亀田温子
中邨登美枝
萱原しのぶ
若尾明子
4 10/24 〈講義とグループワーク〉
プランニングで今日から踏み出す!
女性の就労の現状と課題を認識し、自分の置かれた状況を客観的に把握する。セミナーで学習してきたことを踏まえて、これからの目標設定と実効性のあるプランづくりに取り組む。 福沢恵子
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