2011年度「日本女性学習財団賞」受賞レポート集
−学びがひらく−
公益財団法人日本女性学習財団発行
2012年、B5判、83頁、定価1,048円(本体953円)
ISBN:
978-4-88931-235-5
本財団では、男女共同参画社会実現のために社会・地域・家庭の中でさまざまな困難や課題を乗り越えてきた過程を自らの視点でふり返った実践・研究レポートを広く募集し、「日本女性学習財団賞」として表彰しています。2011年度は、テーマも年代も多種多様な26篇の中から、大賞1篇、奨励賞2篇が選ばれました。また、2篇に選考委員特別賞を贈ることになりました。本書には全受賞レポート全文を掲載。選考委員による講評、受賞レポートを基に開かれたパネルフォーラムの報告もあり、レポートを書いてみたい方の参考資料として最適です。
内 容(目次)
■ 受賞レポートと選考委員による講評
大 賞 | <学びがひらく看護への道> | 山下知子さん (看護専門学校教員) |
奨励賞 | <日本の性暴力サバイバー支援の課題と今後> | 田中麻子さん (性暴力サバイバー支援団体代表) |
奨励賞 | <戦争に負けた日本を生きてきた私−昭和30年代のはじめ、男女の給与格差の是正に体 当たりし、今はJapanese as a Second Language(J.S.L)の児童・生徒の人権の為に走る−> | 田中秀子さん (日本語ボランティア) |
選考委員 特別賞 |
<異文化相互理解の道をアメリカで拓いた先駆者−モダンダンス振付家・舞踊家 一戸小枝子と憲法の男女平等の母ベアテ・シロタ・ゴードン> | 武田陽子さん (女性史研究会会員) |
選考委員 特別賞 |
<男性の立場から男女共同参画社会実現のために> | 北村 亨さん (市川メンズ家事クラブ会員) |
■ パネルフォーラム「学びがひらく」−2011年度「日本女性学習財団賞」受賞レポート報告会(2012/2/17 於・日本女子会館)
講演「心をつかむ文章」 足立則夫(ジャーナリスト 選考委員長)
パネル・ディスカッション「学びがひらく」
パネリスト: | 山下知子(大賞) 田中麻子(奨励賞) 田中秀子(奨励賞) 大島英樹(立正大学准教授 選考委員) 辻 智子(東海大学課程資格教育センター特任講師 選考委員) 平井和子(女性史研究者 選考委員) |
コーディネーター: | 足立則夫 |
報告者: | 武田陽子(選考委員特別賞) 北村 亨(選考委員特別賞) |