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2005年5月号(No.631)
- 巻頭言:人身取引(人身売買)の根絶をめざして/吉田容子(PDFファイル667KB)
- 誌上アートギャラリィ:フォトエッセイ Jigsaw Puzzle 32/落合由利子
- 研究レポート:女性と高齢社会ーひとり暮らしのライフプランニングー/吉廣紀代子
- シネマ女性学:『ヴェラ・ドレイク』(PDFファイル735KB)
英・仏・ニュージーランド映画(125分)/マイク・リー監督
「堕胎罪という犯罪」/松本侑壬子 - 活動情報:男女共同参画社会実現に向けての実践(ウィ・ネットとちぎ)/谷津嘉子
- 事業レポート:「女性と高齢社会」連続セミナー2004
女性のためのライフプランニングーエイジング(加齢)を視野に入れて/本誌編集部 - Women's View:
「女性と高齢社会」セミナーでわが生き方を考える/松田君子
「活寿社会」に向けて学んだこと/小林秀子 - 今どき学習ウォッチング:地に足をつけて学ぶ
- このひと:北村真夕美さん(「NPO法人 青い森空間創造女性会議」理事長)
- きょうのキーワード:間接差別
- 資料情報:男女共同参画社会に関する世論調査
- なるほど!ジェンダー:働く女性は増えたけれど・・・〈非正規雇用の七割は女性〉/イラスト:高橋由為子
- 事業案内:2005年度「女性の活動」レポーター紹介、2005年度「女性の学習の歩み」実践・研究レポート募集(PDFファイル906KB)
いまどき学習ウォッチング
地に足をつけて学ぶ
狂牛病や鳥インフルエンザなどの発生で、私たちが毎日口にしているものに疑いの目が向けられ、それが政治問題化することも多い。
私たちは、安全な物を食べたいと願いながら、生産の仕組みについて社会教育の場と消費教育の場に溝があるように思う。
現状を見ると、農産物生産の担い手も消費の担い手も圧倒的に女性である。その女性たちがスクラムを組んで生産や消費に関する学習を作り出し、活動に広げることはできないだろうか。
日本の食料の自給率は他の国に比べて著しく低いという。世界が平和である間はよくても、何かが起こって流通が途絶えたときはどうなるのだろう。国民の安全・安心は、軍備の強化や他国への派兵よりももっと基本的な日常生活の安全・安心の中にあると思うのだが・・・。
まちおこしや地産地消の運動に女性たちが参画しながら、本当に生活に根ざした学びをつくり出していく必要を感じている。