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2013年度 日本女性学習財団賞 受賞レポート集『学びがひらく Vol.3』4月刊行

 公益財団法人日本女性学習財団では、男女共同参画社会実現のために社会・地域・家庭の中でさまざまな困難や課題を乗り越えてきた過程をふり返った実践・研究レポートを広く募集し、優秀レポートを表彰しています。2013年度は大賞1篇、奨励賞3篇、選考委員特別賞2篇が選ばれました。

 全受賞レポートとその講評、2月15日に池上彰さんをお招きして開催した受賞レポート報告会“パネルフォーラム 学びがひらく”の記録を収録。男女共同参画社会を願い活動するあなたへのエールとして、応募をお考えの方には貴重な参考資料として、ぜひお読みください!

内容

〇2013年度「日本女性学習財団賞」受賞レポート全文および選考委員講評

大賞
「僕が家庭科教師になった訳」
奨励賞
「司法通訳から研究者の道へ」
「妻を介護して15年:支え合いの仕組みづくりへの挑戦」
「ドメスティック・バイオレンス予防教育への思い」
選考委員特別賞
「集合住宅の現今」
「私の歩いた道−蚕とともに42 年−」

〇パネルフォーラム 学びがひらく(受賞レポート報告会 2014/2/15開催)

特別講演
「学び続ける力」池上彰さん
受賞者によるパネル・ディスカッション
「学びがひらく」
定価 953円(税別・送料別)
申込み・問合せ 日本女性学習財団学習事業課
※こちらの、チラシからもお申し込みいただけます。
その他 4月1日以降順次発送をいたします。

パネルフォーラム 学びがひらく

開催日時2014年2月15日(土)13:00〜17:00

会場芝公園フロントタワー(日本女子会館隣)

参加人数53人

 2013年度「日本女性学習財団賞」贈呈式(大賞・奨励賞、選考委員特別賞)、大賞・奨励賞受賞者と選考委員によるパネル・ディスカッションを開催しました。

  • 事業の流れ・様子

1.贈呈式・全体講評

 大賞・奨励賞受賞者に賞状と副賞、選考委員特別賞受賞者に賞状を贈りました。
 全体講評では、今年度応募レポートの特徴として、@DVなど暴力・虐待、性・セクシュアリティを取り上げたレポートが一定数見られた Aテーマの幅が一段と広がった B人に伝える・読ませる技術も年々洗練されてきているというお話がありました。

2.特別講演「学び続ける力」 講師:池上彰さん(ジャーナリスト)

 問い自体を疑い自分の頭で考えることが必要であること、多様な人の中での議論によってこそ力を高めていくことができることなどなど、切れ味鋭く、しかもユーモアたっぷりにお話くださいました。最後は、学びたいと思った時がスタート、決して遅いという事はない、いくつになっても学び続けることができる、というメッセージでしめくくられました。

3.パネル・ディスカッション「学びがひらく」

パネリスト
小平陽一さん(大賞)・平井和子さん(女性史研究者、選考委員)
小川真理子さん(奨励賞)・大島英樹さん(立正大学准教授、選考委員)
須賀朋子さん(奨励賞)・足立則夫さん(ジャーナリスト・選考委員長)
平尾隆さん(奨励賞)・大野曜(本財団理事長・選考委員)
コーディネーター
足立則夫さん

 4人の受賞者と選考委員が2人1組となり、受賞者から「レポートの概要、レポートで何を伝えたかったのか」、選考委員からそれぞれのレポートに対する講評のポイントを話していただきました。選考委員特別賞の多賀さんからは「レポートで私が伝えたかったこと」についてお話しいただきました。

  • 参加者アンケートから

 「自分とは異なる意見や考え方にふれるところから真の学びが始まるという話に共感した」「受賞者の生の声・真の思いを聞くことができ、レポートの味読につながった」「今の日本社会が抱える問題を自分の経験に基づいて考え、よりよい社会へ変えていこうと努力を続ける姿勢に感銘を受けた」という声が寄せられました。

 なお、4月には『学びがひらく−2013年度「日本女性学習財団賞」受賞レポート集』を発行する予定です。お問い合わせは当財団まで。

2013年度日本女性学習財団賞 受賞レポート決定!

 公益財団法人日本女性学習財団では、男女共同参画社会実現に向けた実践や研究を自らの視点でまとめたレポートを募集し、優秀作に日本女性学習財団賞を贈呈しています。2013年度は、下記4篇が受賞レポートに選考されました。また、次代に伝えられるべき貴重な記録であるとのことから2篇に選考委員特別賞が贈られます。
 なお、贈呈式およびパネルフォーラムを2月15日(土)午後1時より、芝公園フロントタワー(日本女子会館隣)において開催します。今年はジャーナリストの池上彰さんの講演も予定しています。
 ぜひご参加ください!

パネルフォーラム「学びがひらく」の参加者募集は定員に達しましたので、締め切りました。


大賞

僕が家庭科教師になった訳

小平陽一さん(埼玉県)


奨励賞

司法通訳から研究者の道へ−女性が生きやすい社会を目指して

小川真理子さん(東京都)

ドメスティック・バイオレンス予防教育への思い〜教員から研究者への転身〜

須賀朋子さん(茨城県)

妻を介護して15年:支え合いの仕組みづくりへの挑戦−男性介護者の会「みやび」の活動を題材にして−

平尾隆さん(富山県)


選考委員特別賞

集合住宅の現今

多賀多津子さん(福岡県)

私の歩いた道−蚕とともに42年

山田たけをさん(長野県)


パネルフォーラム「学びがひらく」−2013年度「日本女性学習財団賞」受賞レポート報告会

パネルフォーラム「学びがひらく」の参加者募集は定員に達しましたので、締め切りました。

日時 2014年2月15日(土)13:00 〜 17:00(受付開始 12:30)
内容 〇贈呈式
〇特別講演 「学び続ける力」
  講師:池上彰(ジャーナリスト・東京工業大学教授)
〇パネルディスカッション
  パネリスト:大賞・奨励賞受賞者、選考委員
〇交流会(自由参加)
会場 芝公園フロントタワー 3F RoomA(東京都港区芝公園2-6-3 日本女子会館ビル隣)
定員 60名(先着順)
参加費 2,000 円
※参加者特典:『2013年度「日本女性学習財団賞」受賞レポート集 学びがひらく vol.3』
(3月末発行予定)進呈
申込み・問合せ 日本女性学習財団学習事業課
※ホームページからお申し込みの場合は、参加申込フォームをご利用ください。

2013年度 NWEC主催「男女共同参画推進フォーラム」参加

ミニパネルフォーラム「学びがひらく@NWEC」

開催日時2013年8月23日(金)13時30分〜15時30分

会場国立女性教育会館 201研修室

参加人数12人

 国立女性教育会館で行われた平成25年度男女共同参画推進フォーラムで、パネル・ディスカッションを開催しました。昨年度大賞を受賞した松浮ウんのお話に、自分の体験を書くことの難しさ、 想いが誰かの胸に届く喜び、そしてそれらが明日を切り拓く力となることを感じていただくことができたと思います。

パネリスト
松侮タ穂さん(2012年度「日本女性学習財団賞」大賞受賞者)
大島英樹さん(立正大学准教授・選考委員)
平井和子さん(女性史研究者・選考委員)
コーディネーター
足立則夫さん(ジャーナリスト・選考委員長)
  • 事業の流れ・様子

1.財団賞と私

 まず、パネリストのみなさんに、「財団賞と私」 というテーマで発表していただきました。
 これまでの応募レポートにはない<聞き書き>というジャンルへの挑戦についても提示されました。

2.書くことと学び/エンパワーメント/キャリア形成

 次に、「書く」ことで得る学びやエンパワーメントについてコメントをいただきました。
 松浮ウんからは、レポートが新しいキャリアを拓いていくことにつながったという体験もお話いただきました。

3.意見交換

 「専門領域の異なるパネリストの発言が、テーマに広がりと深さを与えて楽しかった」 「教員時代、生徒に生活詩や作文をたくさん書いてもらい全国コンクールに応募した。何度も何度も推敲して 見事入選した生徒たちの笑顔が突然よみがえってきた」「母や祖母、友人といった周囲の人の、そして自分の、歩いてきた道、生きてきた証をきちんと残しておきたいと強く感じた」といった感想が寄せられました。

2013年度 NWEC主催「男女共同参画推進フォーラム」

ミニパネルフォーラム「学びがひらく@NWEC」参加者募集!!

 書くことが活動に与える力や、書くことによる学びについて、昨年度「日本女性学習財団賞」受賞者や選考委員とともに考えあうパネル・ディスカッションを行います。これから書いてみたい人、受賞者の話を聞いてみたい人、ぜひご参加ください。

日時 2013年8月23日(金)15:30-17:30
会場 (独)国立女性教育会館 201研修室
講師 コーディネーター
足立 則夫 ジャーナリスト/「日本女性学習財団賞」選考委員長
パネリスト
松普@実穂 2012年度「日本女性学習財団賞」大賞受賞者
大島 英樹 立正大学法学部准教授/「日本女性学習財団賞」選考委員
平井 和子 女性史研究者/「日本女性学習財団賞」選考委員
定員 40名
参加費 500円
申込み・問い合わせ 直接会場でお受けします。(先着順)

ミニパネルフォーラム「学びがひらく@NWEC」チラシ

NWEC「男女共同参画推進フォーラム」についてはこちらから

2013年度日本女性学習財団賞レポート募集 応募のための説明会

開催日時6月21日(金)13時30分〜15時

会場スペースWe learn (日本女子会館5F)

参加人数11人

「日本女性学習財団賞」レポート募集にあたり、応募のための説明会を開きました。「2012年度受賞レポート集−学びがひらく vol.2」を参考資料に、次々に質問が出され、みなさんの熱意・意欲がうれしいひとときでした。

  • 事業の流れ・様子

1.募集要項について

 趣旨・書式・提出方法・選考基準を中心に事務局から説明をしました。

2.質疑応答

 みなさんからいただいた質問にお答えしました。

趣旨・内容について

Q:趣旨にある「実践・研究レポート」の「研究レポート」とはどういうものでしょうか? 「研究レポート」と、自身の経験やふり返りとの関係がよくわかりません。

A:市民運動を取り上げたもの等、「研究レポート」も何篇か受賞していますが、みな、自身の問題・課題からの視点で書かれています。
書いていただきたいのは学術論文ではありません。筆者はなぜそのテーマを選んだのか、研究したことによって筆者は何に気づき、それは筆者の考え方や生き方にどのような影響・変化をもたらしたか等々、筆者自身の課題との関連を書いていただきたいのです。この点が、他にはない、「日本女性学習財団賞」の大きな特色です。

選考基準について

Q:選考基準(7)「社会・歴史の中での位置づけ、あるいは国際的な課題との関係が総合的に考察されていること」とはどういうことですか?

A:自身の体験は、社会や歴史とどのような関係にあったのか、「時代と個人の歴史が響きあっている」(2012年度受賞レポート集−学びがひらく vol.2」p.60)かどうかということです。
例えば均等法が自分の働き方をどう変えたか、震災の経験は自分たちの活動や生き方にどのような影響を与えたか、それぞれの方が生きてきた時代が読み取れるとよいと思います。

Q:「個人情報の保護には十分配慮する」とありますが、具体的にどういうことですか?

A:受賞レポートは本財団ホームページ、パネルフォーラム、受賞レポート集等で、国内外に発信されることになります。たとえば、個人や団体への聞き取り調査をした、あるいは活動団体研究をレポートにする、といった場合、本事業への応募に承諾を得る、受賞した場合の個人・団体情報の取り扱いをどうするか交渉し許可を得る、といった手続きを踏まえてくださいますようお願いします。

レポートの書式について

Q:レポート枚数に、表紙や目次、参考文献は含まれますか?

A:目次は枚数に入れません。参考文献は本文に入ります。表紙は不要です。提出していただくものは、@応募用紙(所定のもの。HPからダウンロードできます) A目次 Bレポート本文 の3点です。
なお、目次の書き方は自由です。

Q:図表や年表等の大きさは?

A:常識にお任せします。不必要に大きかったり、見えないほど小さかったりするものは、選考の参考材料の一つになる可能性はあります。

Q:参考文献や引用はどのような形で書けばいいですか?

A:こうでなければいけないということはありませんので、受賞レポート集を参考にしてください。Webからの転載は、その情報が動くものの場合は検索日があるといいですね。なお、無断引用等がわかった場合は選考対象から外します(受賞後にわかった場合は受賞取消し)。

その他

Q:個人とグループ、同時応募はできますか?

A:テーマが別であれば結構です。グループ応募は、代表執筆、分担執筆、どちらでもかまいません。

Q:ペンネームでの応募は可能ですか?

A:応募は本名でお願いします。公表時はペンネームで、とのご希望があれば、そのようにします。

Q:今まで男性で賞をとった方はいますか?

A:選考委員特別賞を受賞した男性がいらっしゃいます。

Q:選から漏れたら、来年も応募してかまいませんか?

A:もちろんです。講評を参考に何度も何度もチャレンジして、ついに受賞された方が何人もいらっしゃいます。

事務局から

・応募規定から外れたレポートは選考対象外となり、講評をつけることができません。そのようなレポートが毎年必ず何篇かあり、本当に残念です。書式等、規定はどうぞ守ってください。

・ご不明な点がありましたら、(公財)日本女性学習財団学習事業課までご遠慮なくお問合せください。(Tel/03−3434−7575)

※レポートの書き方、どういう視点で選考したかについては、「2012年度受賞レポート集−学びがひらく vol.2」「2011年度受賞レポート集−学びがひらく」が参考になります。ぜひ、お求めください。

2013年度日本女性学習財団賞のレポート募集は締切りました。

2013年度日本女性学習財団賞レポート募集

 男女共同参画社会実現のために、社会・地域・家庭の中でさまざまな困難や課題を乗り越えてきた過程をふり返った実践・研究レポートを募集し、日本女性学習財団賞として優秀作を表彰します。

◇レポートの内容は、社会教育・生涯学習活動、女性運動、NPOおよびNGO活動、地域活動、 家庭生活、職業生活、震災経験や復興に向けた営みなど、はば広い領域を対象とします。
◇性別・国籍を問いません。未発表のものに限ります。グループによる共同執筆可。

大 賞 1篇(副賞20万円)
奨励賞 2篇(副賞 各10万円)
締切 2013年9月30日(月)当日消印有効
※1週間以内に受領連絡をします。連絡がない場合はお問合せください。
使用言語 日本語
書式 ●パソコン(ワープロ)または手書き
  パソコン(ワープロ)の場合 手書きの場合
用紙 A4判用紙 400字詰原稿用紙
書式 1ページ40字×30行に設定すること 黒インクまたは黒ボールペン 楷書
本文枚数 10〜17枚 30〜50枚
見出し、小見出し、図表、年表等は本文に含めてください。
●目次を本文とは別につけてください。
●他の著書・論文・HP等引用した場合は、出典を明記してください。
 参考文献がある場合は書名・著者名・出版社名・刊行年・参考ページを明記してください。
応募方法 ●提出物
(1)応募レポート本文
(2)目次
(3)所定応募用紙(財団HPからダウンロードするか、電話等で請求してください。)
 ・応募用紙(個人用)
 ・応募用紙(グループ用)
●提出方法
 郵送またはE-mail添付
●提出先
 公益財団法人日本女性学習財団 日本女性学習財団賞係
○応募レポートは返却しません。
○受賞レポートの著作権は本財団に帰属します。
○受賞レポートは冊子にまとめ頒布します。内容・受賞者氏名・所属・住所の一部(都道府県まで)を公表します。
公開を前提とし、個人情報保護に十分配慮してください。
結果通知 2013年12月中旬に応募者全員に郵送で通知します。
応募規定を満たし選考対象となったレポートには選考委員による講評を添付します。
応募のための
説明会
募集の趣旨や応募規定、選考基準など、応募に関するご質問にお答えします。お気軽にご参加ください。
日時:6月21日(金)午後1時30分〜3時
会場:日本女子会館5F
(最寄駅 JR浜松町、都営浅草線/都営大江戸線大門、都営三田線芝公園)
資料代:1,000円(2012年度受賞レポート集)
定員:20人
お申込み・お問い合わせは財団事務局まで。(参加申込みフォーム:要事前申込み)
※参加が選考に関係することは一切ありません。
※当日の内容は財団HPに掲載します。
贈呈式 パネルフォーラム「学びがひらく」−2013年度受賞レポート報告会
2014年2月15日(土)
※受賞者は出席してください。
選考方法 「日本女性学習財団賞選考委員会」の選考を経て決定します。
選考委員:
足立則夫 ジャーナリスト(選考委員長)
大島英樹 立正大学法学部准教授
辻 智子 北海道大学教育学部准教授
平井和子 女性史研究者
大野 曜 公益財団法人日本女性学習財団理事長
参考資料 2013年度「日本女性学習財団賞」レポート 募集チラシ
2013年度「日本女性学習財団賞」レポート 募集要項
2012年度受賞レポート集「学びがひらく」
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