2014(平成26)年度事業報告
公益財団法人 日本女性学習財団
T.研究調査 | |
---|---|
キャリア人財プラットフォーム(仮称)に関する研究 <新規> | これまで実施してきた女性の生涯にわたるキャリア形成に関する研究やキャリア形成支援者育成講座の成果を活かし、キャリア人財プラットフォーム(仮称)設立について検討した。 |
女性の教育・学習活動史研究 | 男女共同参画社会の実現に向けた実践や研究を自らの視点でまとめたレポートを募集し、「日本女性学習財団賞」として優秀作品を表彰する。また、受賞レポート集を発行し、広く公開した。 |
東日本大震災復興支援事業 | 東日本大震災復興支援に関連する記録を収集すると共に、ホームページ上で被災地の女性・子ども支援に関する情報を発信した。2014年10月からは、「男女共同参画と災害・復興ネットワーク」との連携で、「カタールフレンド基金」プロジェクトを開始した。また、前年度に続き、復興支援に取り組む女性関連施設等とのコラボレーション・セミナーを行った。 |
U.人材育成事業 | |
---|---|
女性のキャリア形成支援者育成講座 | 『女性のキャリア形成支援ハンドブック』等をテキストに、育児中の女性、休職・離職中の女性、女子大学生等の対象者別のキャリア事情の講義と学習支援のワークショップを組み合わせた講座を開催した。 |
子育て支援者育成講座 | 子育て支援に携わる人を対象に、子育て支援事業の充実・発展を図るため、『関係づくりの難しさを"ラクラク"超える』、DVD『関係づくりで子育て支援!』等を教材に、ジェンダー視点を持った支援を軸とした支援者育成講座を、(特非)東京学芸大こども未来研究所との共催で実施した。 |
情報事業担当者支援講座 |
女性関連施設等の情報事業担当者、図書館員、その他男女共同参画に関する情報発信に関心のある人を対象に、情報発信の新しい仕組み等を学び、ネットワーク化をサポートする。2014年度は、(特活)全国女性会館協議会の地域研修として実施した。 |
V.情報提供 | |
---|---|
月刊「We learn」発行 | 男女共同参画のための情報誌。2014年度の「Women’s Art」は音楽がテーマ。毎月1日、年11回発行(11/12月合併号)。年間購読料4,000円 |
パネル「なるほどジェンダー」貸出し | ジェンダー問題を、イラストでわかりやすく表現したパネル全38枚の貸出し。 |
資料の整備・情報公開 | (1)ホームページの充実、フェイスブックによる発信 (2)スペースWe learnの運営 “ぶっく・とーく”など学習・研究スペース「スペースWe learn」を活用した講座を開催した。 (3)保管図書・財団資料のデータ化 『財団70年史』編纂で収集した資料のアーカイブ化に取り組んだ。 |
W.関係諸団体との連携支援 | |
---|---|
コラボレーション・セミナー | 財団が開発してきたプログラムを、全国各地の団体と協働で実施。2014年度は、岩手県陸前高田市、大阪府豊中市で開催した。 |
日本女子会館内外団体 との連携 |
女子会館内団体との情報交換を行い、国際婦人年連絡会・全国女性会館協議会・社会教育団体振興協議会等に加盟して、全国的・国際的な活動に参画・参加するとともに、全国各地からの要望に応じて連携・支援を行う。さらに、大学、企業、地元行政機関等との連携を強化した。 |
女性関連団体への会議室提供 |